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〒806-0027
福岡県北九州市八幡西区菅原町2-13

泌尿器科

毎週木曜日AM9:00~PM13:00

有吉サテライトクリニックでの泌尿器科診療と前立腺二次検診について
当院は、2018年3月にMRI検査が実施できるクリニックとして八幡西区に誕生し、2019年7月より、新たに泌尿器科診療をはじめました。泌尿器科では、健康診断での尿潜血陽性の二次検診、ご婦人や高齢男性の頻尿、膀胱炎などの尿路感染症、前立腺がん検診PSA検査)後の精密検査、前立腺がん放射線治療後のケアなどを中心に行っておりますが、前立腺がん検診について説明いたします。

★前立腺立腺がん検診PSA二次検診)
北九州市の特定検診のオプションで50歳以上は前立腺がん検診をお受けいただけます。測定するのは血液検査で、前立腺特異抗原(PSA)を測定する簡単な検査です。このPSAの異常値や触診で前立腺がんが疑われる場合には、当院の二次検診では早い時期にMRI機器(1.5T)で精密検査をお受けいただくことができます。がんの確定診断である前立腺針生検前にMRI画像を撮影すると、針生検部位に関するくわしい位置情報を知る上で有用です。特にがんが多く発生しやすい前立腺辺縁域においては、MRI単純撮影だけでも十分な診断が可能です。
撮影時間はおよそ35分安静に寝ていただくだけで検査ができますし、画像撮影後は、放射線診断の担当医で前立腺診断の医師に診断いただき、その後、患者さんに担当医より説明いたします。
泌尿器科担当医は、日本泌尿器科学会認定泌尿器科専門医・指導医で、これまで戸畑共立病院で根治放射線治療の、外照射療法(IMRT)、密封小線源治療(Brachy)、サイバーナイフ治療(SBRT)で前立腺がん治療に携わってきました。ですから、前立腺がんと診断した後の治療法選択についても十分なご説明ができると思います。

★MRI検査後
①前立腺がんを疑う所見があり、針生検が必要と考えられた場合には、MRI画像に基づいた標的生検を実施いただくよう、麻酔下で痛みの少ない検査をお受けいただける施設へご紹介しております。
②前立腺がんを疑う所見がありますが、高齢あるいは抗血小板薬などの薬剤中止ができない患者さんの場合には、画像所見によって前立腺がんと確定診断し、直後からホルモン剤内服薬の治療開始もできます。
③明らかながんを疑う所見がない場合には、前立腺肥大症である可能性が高いので、針生検よりも定期的にPSA採血での経過観察での待機的針生検を薦めております。経過中、PSAが急激に上昇する場合には、再度MRI検査を実施すれば、前回との画像変化から針生検を行う部位を決めることができます。また排尿症状が強い場合には、前立腺肥大症の治療薬を内服いただき、前立腺を小さくすることでPSA値を下降させ、同時に排尿障害の治療もできます。
④前立腺がんのホルモン療法、根治手術や放射線治療後の患者さんの場合には、治療後にPSAがゼロに近くなった場合、治療中止のために以前の前立腺内のがん所見が消失したかどうか、あるいは骨盤内リンパ節病変の有無を調べることもできます。また、根治療法後のPSA再発の場合には、前立腺の局所再発なのか、あるいは骨盤内のリンパ節転移、骨盤骨への転移についてもMRIで病巣を検索することができます。その後、がん治療施設へご紹介することもできます。
施設によっては、前立腺針生検本数を15本以上に増やした多数生検法を行って、小さながんを含めた診断がされることがあります。しかし、エコーやMRIなどの画像にうつらない小さな微小がんの多くは増殖速度が遅く、組織型によっては早期治療介入の必要性はないともいわれています。MRIvisiblecancer(MRIで描出できるがん)という表現が広く浸透しており、臨床的に治療介入すべきがんは大きさ5mm以上といわれています。
PSA二次検診では、針生検検査をお受けになる前にぜひMRI検査をお受けいただきたいと思います。他施設ですでに針生検をお受けになり、がんが検出されなかった患者さん(陰性生検後)では、PSA経過観察となりますが、その経過中に一度はMRI検査をお受けください。針生検前のMRI検査の有効性は前立腺がん診療ガイドラインでも推奨されておりますし、針生検しにくい前立腺部位(腹側)にがんが存在する可能性も考えられます。現在は木曜日午前中の短い診療時間ですが、ご要望の方は、診療について電話でのご予約をお願いします。

令和2年1月吉日
木曜日
泌尿器科担当山田陽司

診療時間

 
09:00~13:00